有元葉子さんの『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』より「きんぴらごぼう」を作りました。
この本には具体的な分量は書かれていません。
素材の魅力をどうすれば引き出せるかなど、素材の扱い方がわかるようになり、自分なりに応用できる力がつく感じです。
私は分量が書かれていないと不安なタイプですが、感覚を頼りに料理してみるとかなり楽しい!料理が楽しくなるってこういう事なのかと思わせてくれた一冊。
手元に置いて何度も読んでいきたい本です。
以前はごぼうは包丁の背で皮をこそげとっていたのですが、この本では皮があるからこそ香りと歯ごたえをより感じられると書かれています。なので今日はたわしで洗うだけにしてみました。また一本一本に皮が残るように切り方も工夫されてます。
そして、甘みをつける時にメープルシロップを使うのも有元葉子さんの本で知りました。砂糖よりも角が立たない優しい甘さが出せるんですよね。メープルの香りは飛んでしまうので気になりません。
ごぼうの千切りは、ごく細く切っていますが、少し太めに切ってみたり、お肉を加えてみたり、にんにくのみじん切りや赤唐辛子を加えても美味しそうです。
【目次】
1.材料
2.作り方
3.レシピ本
【材料】
ごぼう 1本
人参 1本
酒 50cc位
メープルシロップ 大さじ1位
しょうゆ 大さじ1位
白ごま 適量
【作り方】
1.ごぼうは皮をこそげ取ることはせず、たわしで洗う。斜めに薄切りにし、それを数枚少しずつずらして重ねて、端からごくごく細くせん切りにする。
2.酢水に5分漬ける。これ以上はNG。せっかくの風味がなくなってしまうそう。
3.(本ではごぼうのみで作っていますが、今回は人参も加えて作りました)人参もごぼうの太さに合わせて千切りにする。
3.深さのある雪平鍋を軽く熱し、油をひき、ごぼう、人参を入れ、さっとかき混ぜ、シャキっと炒める。
4.酒を加える。酒の水分で煮るイメージ。ごぼうの下にちょっと水分がある、という位の分量。
5.甘みをつけたい場合は、メープルシロップやみりんを加える。
6.しょうゆを加え、時々混ぜながら強火で炒める。鍋底の水分がなくなったら完成です。
【レシピ本】