レシピ本生活

レシピ本研究と美味しい料理

プレーンスコーン|失敗しない腹割れのコツ

『甘すぎないから、毎日食べたくなる 菓子屋シノノメの焼き菓子』よりプレーンスコーンを焼きました。
全粒粉入りでサックリ感抜群!憧れの腹割れも成功しました!

f:id:cookbookblog:20220325172910j:plain

薄力粉、強力粉、全粒粉の3種類の小麦粉を同じ割合で配合してます。
薄力粉が多ければソフト、強力粉が多いとハードな口当たりになります。全粒粉は香ばしさが増してざっくりとした食感が出ます。
そしてスコーンを作る時は丁寧にきっちり作る!は忘れるのがポイント。こねなすぎない、混ぜすぎない、スパッと手早く!が大事です。

目次
1.下準備
2.材料
3.作り方
4.おすすめの道具

【下準備】
・小麦粉3種類をふるわず、かたまりがあれば手でつぶす
・バターは1cm角に切る
・卵と牛乳を混ぜる
・オーブンを200℃に予熱しておく
・材料全てを冷蔵庫で十分に冷やしておく

【材料】

薄力粉 100g
強力粉 100g
全粒粉 100g
ベーキングパウダー 6g
ブラウンシュガー 30g
塩 2.5g
バター 90g
全卵 30g
牛乳 100g
溶き卵(つや出し用) 少々

【作り方】
・ボウルに材料の青字全てを入れて混ぜ合わせる
・バターを加え、カードで切るように粉類となじませる
・卵と牛乳を合わせたものを加え、カードで切るようにして混ぜる
・粉がまだ見えている位で台の上に移動させ、ひとまとめにする
・めん棒で厚さ2㎝程度の長方形に伸ばす
・カードで3等分し1つに重ねる
・再び厚さ2㎝程度の長方形に伸ばす
・再度3つ折りにして1つに重ねる
・2㎝~2.5㎝の厚さの長方形に整え、ラップに包み冷蔵庫で3時間位冷やし生地をなじませる。
・4辺を包丁で切り落とし、6~8等分に包丁でスパッと切る
・表面につや出し用の卵を塗る
・200℃のオーブンで15分、180℃に下げて10分焼く
・焼きあがったらケーキクーラーに乗せ冷ます

断面ができることで側面が割れやすくなり、きれいな腹割れができます!

コツ1:材料はしっかり冷やす!
コツ2:バターも粉も少し残ってるくらいで混ぜるのをやめる!

コツ3:スパッと思い切り包丁で切り、断面は絶対に触らない!

【おすすめの道具】
『シルパン』網目状の加工がされているので、余分な油や水分が抜けて
焼き菓子がサクサクに焼きあがります。洗って繰り返し使えるので、使い捨てのクッキングシートより経済的。

『スケッパー』こねないで切るように混ぜる時に便利な道具。手の温度でバターが溶けるのを防いでくれる。生地を切って重ねる時にも使用しました。

『オーブン用温度計』設定温度に達したアラームが鳴っても、実際のオーブン内の温度はまだ低かったりします。これをオーブン内に置き、温度がしっかり設定温度に達したことを確認してから焼き始めます。温度はかなり重要なので、これを使い始めてから失敗が少なくなりました。