レシピ本生活

レシピ本研究と美味しい料理

【レシピ】かぶの鶏そぼろ煮

有元葉子さんの『レシピをみないで作れるようになりましょう。』より「かぶの鶏そぼろ煮」を作りました。

鶏ひき肉の旨みが出るので、出汁はいりません。
煮物は出汁が必要と思っていたけれど、肉を野菜と一緒に煮る場合はいらないそう。
この本は理論的に書かれていて、読み物としても役立ちます。
そして本当に美味しくできる。

調味料の分量も目安は書かれているけれど、言葉で説明されているのが面白い。
理論が頭に入れば、きっちり軽量しなくても、作れるということ。
まさに私に足りない要素なので、勉強になります。

そして水溶き片栗粉をダマにしないコツも書かれています。
片栗粉に対して多めの水で溶き、少しずつ煮汁に加えて、しばらく煮てから足りなければ足していく。今までは同量の水で溶いて、一気に加えていたのでダマになることも多かったんです。なんだか長年の悩みが解消されて地味にうれしかった!

役立つ豆知識が満載なので、手元に置いておきたい本の一つになりました。

目次
1.材料
2.作り方
3.レシピ本

【材料】
かぶ 6個
鶏ひき肉 100~200g
しょうがみじん切り 1かけ
水 80cc位
酒 80cc位
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1

片栗粉 大さじ1
水 大さじ3


【作り方】
1.かぶは皮をむき、2~4等分に切る。
2.葉と茎はサッと湯通ししてから細かく刻み、さらしで水気をギュッとしぼる。
3.鍋に鶏ひき肉としょうがのみじん切りを加え、ひき肉にひたひたの水分量になるように、水と酒を同量入れる。(目安は各80ccほど)しょうゆとみりんも加える。
4.菜箸でかき混ぜ、ひき肉をよくほぐしてから火にかける。
5.はじめは濁っていた煮汁が透き通ってきたら味をみて、足りなければ塩、しょうゆ、メープルシロップなどで調整する。
6.かぶを加え、落し蓋をして柔らかくなるまで煮る。
7.片栗粉を多めの水で溶き、少しずつ加えてとろみをつける。
8.軽く混ぜて全体にとろみがついたらかぶの葉を散らす。

【レシピ本】