レシピ本生活

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ビクトリアケーキ|紅茶に合うイギリスのおやつ

『カフェのお菓子』より「ビクトリアケーキ」を作りました。
蔵前にある「茶室 小雨」に実際あるメニューなんです。
数年前に一度訪れたことがあって、ノスタルジックな雰囲気や気品のある食器もとっても素敵でした。空間全てが記憶に残るお店。

ビクトリアケーキはイギリスの家庭でよく作られている、紅茶に合うケーキ。
生地はパウンドケーキに近い感じで、しっとり&どっしりとしてます。

生地の間にはバタークリームと甘酸っぱいジャムを挟んでいます。
香りづけに入れたラム酒(今回はコアントロー)によってバタークリームの乳臭さを消してくれるそう。
ジャムは市販のサワーチェリージャムを使いました。本にはジャムのレシピも載っているのでいつかチャレンジしてみようかな。

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目次
1.材料
2.下準備
3.作り方
4.使ったレシピ本

【材料】直径15cm高さ6cmのケーキ型1台分
発酵バター 110g
グラニュー糖 130g
全卵(溶いておく) 130g
薄力粉 130g
ベーキングパウダー 2g
牛乳 20g

(バタークリーム材料)
バター 50g
粉糖 20g
ラム酒 少々

(組み立て用)
甘酸っぱいジャム 50g
粉糖 適量

【下準備】
・発酵バター、バター、全卵は常温に戻しておく
・牛乳は人肌にあたためる
・型にクッキングシートを敷く
・オーブンを180℃に予熱する

【作り方】
1.ボウルに発酵バターを入れ、ゴムべらで練ってやわらかくしてからグラニュー糖を加え、練り混ぜる。

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2.ハンドミキサーでグラニュー糖のざらざら感が消えるまでしっかり泡立てる。

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しっかり混ざると白っぽくなります

3.溶いた全卵を4回に分けて加え、都度ハンドミキサーでしっかり混ぜる。
(途中分離したら薄力粉とベーキングパウダーを合わせたものを大さじ1加える。)

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4.薄力粉とベーキングパウダーをふるって入れ、へらで切るように混ぜる。粉気が少し残っている段階で牛乳を加えて混ぜる。

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生地にツヤが出た状態

5.準備した型に生地を入れる。型の隅々まで生地が行き渡るようにへらを立てて整える。最後に台に型を数回落として大きな気泡をつぶす。

6.180℃のオーブンで35分~40分焼く。中心に竹串を刺して生地がベトベトしていないか確認する。表面がきつね色に色づき、真ん中が膨らんで割れるのが焼き上がりの目安。

7.焼いている間にバタークリームを作る。材料を混ぜハンドミキサーで白っぽくなるまでしっかり泡立てる。ラム酒を香りづけにごく少量加えて混ぜる。

8.生地が焼けたらケーキクーラーで冷まし、上部のふくらんだ部分を切り落とす。
9.生地の上下を返し、2cmの厚さになるようスライスする。
10.下側の生地にバタークリームを乗せ、縁から1cm位内側に塗り広げる。
11.クリームの上に、ひとまわり内側にジャムを塗り広げる。

12.上側の生地を乗せ、上から軽く押さえてラップでぴっちり包む。
常温で1~2時間置いてなじませる。

13.粉糖を上にふり、切り分ける。

保存は真冬以外は冷蔵庫で。
食べる少し前に常温に戻して、バタークリームをやわらかくするといいです!

【使ったレシピ本】